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2025.08.28
災害に強い家

災害に強い家 構造を考える|安心して暮らすための設計と施工のヒント

第1章:軽井沢に家を建てるなら、災害への備えが必須な理由

軽井沢は、美しい自然と涼しい気候に恵まれた、言わずと知れた高原リゾートです。避暑地としての人気はもちろん、近年はテレワークや二拠点生活の広がりもあり、別荘やセカンドハウスを建てる場所として注目を集めています。しかし、その一方で、「自然豊か=災害リスクがゼロではない」ことも忘れてはなりません。今回は、軽井沢に別荘を建てる際に、なぜ災害への備えが必要なのかを見ていきましょう。

 

■軽井沢は本当に災害が少ない場所?

一般的に「軽井沢=災害に強い場所」というイメージを持っている方も少なくありません。確かに、大地震の被害が少ない地域とされており、津波の心配もありません。しかし、まったく災害がないわけではないのです。
実際には、以下のような自然災害のリスクが存在します。

 

・地震:軽井沢町は長野県東部に位置し、群馬県との県境に近いため、周囲で発生する地震の揺れの影響を受けることがあります。特に浅間山などの火山活動にも注意が必要です。

 

・火山噴火・火山灰:浅間山の存在は、絶景を楽しむ上では魅力のひとつですが、火山活動に伴う降灰や土石流のリスクもあります。

 

・台風・強風:標高の高いエリアでは風の通り道になりやすく、台風時の倒木や強風被害が懸念されます。

 

・大雪・積雪被害:冬の軽井沢は雪が積もる地域であり、建物の耐雪性能や、長期不在時の雪対策は非常に重要です。

 

・土砂災害・地盤の不安定性:傾斜地や沢沿いの土地は、水はけや地盤の安定性に注意が必要です。

 

こうしたリスクを把握しないまま家を建ててしまうと、「こんなはずじゃなかった」と後悔する可能性も。特に別荘のように長期間不在になることがある場合は、自分がいない時に起きる災害にも備える必要があるのです。

 

■別荘だからこそ“防災設計”が欠かせない理由

別荘は、住宅と違って「住んでいない時間」が長くなることが多いため、災害時の初期対応が遅れがちです。たとえば、台風後に倒木が屋根を突き破っていても、数週間気づかないことも。あるいは大雪で屋根に負荷がかかり続けていた場合、雪解け時に雨漏りが発覚…といった事態も十分あり得ます。

 

つまり、「災害が起きたときに、自分が現地にいない」という前提で家を設計・構造化することが、別荘建築においては非常に大切なのです。

 

また、家だけでなく周囲の環境やインフラへの配慮も必要です。たとえば、別荘地の中には舗装されていない道や、冬期は通行止めになるようなルートもあります。災害時の避難経路や、緊急時のアクセスもあらかじめ考慮しておくと安心です。

 

■自然を楽しむためには「安心・安全な構造」が前提

軽井沢のような自然豊かな土地で暮らす魅力は、言うまでもなく大きいものです。木々に囲まれ、静寂に包まれ、季節の変化を肌で感じながら過ごす時間は、日常の喧騒を忘れさせてくれます。

 

しかし、それは「安心・安全」が確保されていてこそ、心から楽しめるものです。
構造的に災害に強い家を建てることは、単に家を守るだけでなく、「家族や大切な人たちとの時間」を守ることにもつながります。

 

■まとめ:自然を味方にするために、防災意識をプラスしよう

「災害に強い構造の家を建てる」というと、堅苦しく感じるかもしれません。でも実際は、自然を安心して楽しむための“前提条件”とも言えます。軽井沢という特別な場所に家を建てるからこそ、土地の特徴と災害リスクを理解し、備えた設計を心がけましょう。

 

次の章では、どのような構造が災害に強いのか?を、耐震・耐風・耐火・耐雪といった観点からわかりやすく解説していきます。

 

 

第2章:災害に強い家の基本構造とは?

「災害に強い家」と聞くと、何となく「丈夫そう」「鉄筋コンクリートの家?」といった漠然としたイメージを持つ方も多いかもしれません。しかし、実際に災害に備える家を建てる際には、具体的に何に対して、どのように備えるのかを明確にすることが重要です。この章では、災害に強い家を構成する4つの基本要素――耐震・耐風・耐火・耐雪という観点から、その構造的な考え方を解説していきます。

 

■1. 耐震性:地震に強い構造とは?

日本に家を建てる以上、地震への備えは欠かせません。軽井沢周辺では大きな地震の記録は比較的少ないものの、日本列島に暮らす以上「絶対に地震が来ない場所」は存在しないと考えるべきです。

 

耐震性を高めるためには、以下のような構造的工夫があります。

 

・耐震構造:地震の揺れに耐えるために、構造体そのものを強化した設計。筋交いや耐震壁などが使用されます。

 

・制震構造:揺れを吸収・軽減する装置を取り入れることで、建物全体の揺れを抑えます。タワーマンションなどにも使われる技術ですが、木造住宅にも導入可能です。

 

・免震構造:基礎と建物の間に「免震装置」を入れることで、地震の揺れを直接建物に伝えにくくする高度な構造。費用は高めですが、非常に効果的です。

 

特に軽井沢のような高原地帯では、地盤の性質が場所によって大きく異なるため、構造だけでなく地盤調査をしっかり行うことが大前提となります。

 

■2. 耐風性:強風・台風に備える

軽井沢では、標高が高く開けた地形のため、台風や強風が吹き抜けやすいエリアもあります。特に別荘地のような林間地帯では、倒木が建物に直撃するリスクも考慮すべきです。

 

耐風性を高めるためには以下の点がポイントです。

 

・屋根材の固定力:軽量な屋根材でも、しっかりと固定されていないと、風で飛ばされる可能性があります。金属屋根などは特に要注意です。

 

・開口部の強化:窓やドアが風圧で破損すると、そこから雨風が侵入し、内部被害につながります。シャッターや強化ガラスの採用が有効です。

 

・屋根の形状:寄棟屋根など、風の流れを受け流しやすい形状は耐風性が高くなります。

 

特に軽井沢では「突風」や「ダウンバースト」が局所的に発生することもあり、風への備えは決して軽視できません

 

■3. 耐火性:山林の中だからこそ火災対策を

軽井沢の別荘地は自然に囲まれた場所が多く、ひとたび火災が発生すると延焼リスクが高いという一面も持っています。また、長期間不在にすることも多いため、「気づいた時には手遅れ」という事態も起こりやすいです。

 

耐火性を高めるには、以下の要素がカギになります。

 

・耐火建材の使用:外壁や軒天、屋根材などに不燃・準不燃素材を使用することで、火の回りを防ぎます。

 

・火災報知器や感知システム:無人でも異常を検知できるスマート設備を導入するのも有効です。

 

・隣地との距離の確保:建築基準法でも定められていますが、隣家との間隔を確保することで、延焼リスクを減らせます。

 

特に木造住宅では、見た目にナチュラルさを求めつつ、内部構造では耐火性を確保する工夫が必要です。

 

■4. 耐雪性:積雪と屋根への負荷に注意

冬季に雪が降る軽井沢では、雪の重みに耐える構造設計が不可欠です。とくに近年は「局地的な大雪」の発生が増えており、「例年はこの程度」という経験則だけでは不十分です。

 

耐雪性のポイントは以下のとおりです。

 

・屋根勾配の工夫:雪が自然に落ちる角度を持たせることで、積雪の重みを軽減できます。

 

・積雪荷重への構造計算:建築時には、その地域の想定積雪量に応じた耐荷重を計算する必要があります。

 

・雪止め・雨樋の強化:雪崩のように雪が落ちることを防ぎ、雨樋の破損を防止します。

 

さらに、別荘が長期不在になることを想定し、屋根の融雪システムの導入やメンテナンス体制の整備も検討すべきです。

 

■まとめ:4つの視点で「安心構造」を判断する

災害に強い家を建てるためには、「見た目の美しさ」や「間取りの快適さ」だけではなく、構造レベルでの安全性をきちんと担保することが不可欠です。

 

・耐震:揺れに耐えられる骨組みと地盤対策

 

・耐風:風に強く壊れにくい形状・建材選び

 

・耐火:自然の中でも燃えにくい素材と設計

 

・耐雪:雪に潰されない屋根構造と排雪設計

 

この4点を基盤にして、軽井沢という特別な場所で「本当に安心できる別荘」を実現していきましょう。

 

 

第3章:軽井沢に適した構造・工法の選び方

災害に強い家をつくるうえで、構造や工法の選定は最も重要なステップのひとつです。特に軽井沢のような自然環境に恵まれた高原地帯では、気候や地形、周辺環境に合わせた構造選びが必要です。ただし、「一番強い構造=正解」とは限りません。建てる目的(別荘・セカンドハウス・移住用など)や、メンテナンス体制、コスト感も含めて総合的に考えることが大切です。

 

この章では、軽井沢に別荘を建てる際に知っておきたい代表的な構造・工法と、その選び方のポイントを詳しく解説します。

 

■主要構造3タイプの特徴と災害への強さ

まずは、日本でよく使われる代表的な構造3種を比較してみましょう。

 

◎木造(在来工法・2×4工法)

メリット:

・コストパフォーマンスが高い

 

・間取りの自由度が高い(特に在来工法)

 

・木の温もりや調湿性など、自然素材の心地よさが魅力

 

災害への備え:

・耐震性は「設計と施工の質」に大きく左右される

 

・火災に弱い印象があるが、最近は準耐火・耐火仕様も可能

 

・2×4工法(枠組壁工法)は、面で支える構造のため、耐震・耐風性が高い

 

軽井沢での相性:

・木々に囲まれた自然との調和が魅力

 

・断熱・気密性を高めれば冬の寒さにも対応可能

 

 

◎鉄骨造(軽量鉄骨・重量鉄骨)

メリット:

・柱や梁が細くでき、開放的な空間がつくれる

 

・工場でパーツを製造できるため品質が安定しやすい

 

災害への備え:

・耐震性は非常に高い(特に重量鉄骨)

 

・木造より火災にも強い

 

・錆びやすいので湿気対策が重要

 

軽井沢での相性:

・湿気が多くなる立地(谷間や沢沿い)では錆対策が必要

 

・断熱・結露対策をきちんと行えば高性能な別荘が可能

 

 

◎鉄筋コンクリート造(RC造)

メリット:

・圧倒的な耐震性・耐火性・遮音性

 

・設計の自由度が高く、デザイン住宅にも向く

 

災害への備え:

・火災・台風・地震すべてに強い

 

・耐久性が高く、メンテナンス頻度が少ない

 

軽井沢での相性:

・寒冷地において、蓄熱性の高さが逆に寒さを助長することも。断熱対策は必須

 

・コストが高く、工期も長め

 

 

■地盤・立地の特徴から考える構造選び

軽井沢は標高が高く、地形の変化が激しいエリアが多いのが特徴です。同じ町内でも、平坦なエリアと傾斜地では構造選びの優先順位が変わってきます。

 

・傾斜地や沢沿い:地盤改良が必要なケースが多く、構造体の剛性が求められます。RC造や鉄骨造が向いていることも。

 

・平坦な別荘地:地盤調査の結果次第では、木造でも十分な耐震性を確保できます。

 

・火山灰地盤や凍結深度:地盤の沈下リスクや冬の凍結に備え、基礎の設計を慎重に。

 

特に別荘では「長期間空ける前提」で、メンテナンスのしやすさや湿気対策も重要な視点になります。

 

■「強さ」と「快適性」のバランスが大切

構造選びは、災害に強いかどうかだけではなく、その土地でどう快適に過ごすかという観点も大切です。たとえば、RC造は非常に強固ですが、冬の寒さに対しては十分な断熱対策がないと冷えやすく、居住性が損なわれることもあります。

 

逆に木造は断熱性・通気性に優れ、軽井沢の四季を快適に過ごしやすい一方、施工技術やメンテナンスに左右される部分も大きいため、信頼できる施工業者選びがより重要になります

 

■構造選びで失敗しないための3つのポイント

1.地盤調査を必ず実施する
 → 地盤の性質を知らずに家を建てるのはリスクが大きい。構造選定の根拠にもなります。

 

2.「強さ」だけでなく「使い方」に合った構造を選ぶ
 → 別荘なのか移住なのか、冬も使うのか、頻度はどのくらいか?ライフスタイルから逆算。

 

3.建築会社・設計士と納得いくまで話し合う
 → 得意とする工法や施工実績が業者によって異なる。要望だけでなく、土地との相性を含めた提案力をチェック。

 

 

■まとめ:軽井沢の自然と調和し、災害に強く快適に過ごせる家を

軽井沢で家を建てるということは、自然の恵みを享受する暮らしを手に入れることでもあります。しかし、その自然は時として牙をむくこともあります。だからこそ、構造や工法の選定には「環境への適応力」と「災害への強さ」の両立が求められます。

 

木造、鉄骨、RC――どれが正解かは一概には言えません。大切なのは、「この土地、この暮らし方に合った構造を選べているか」という視点です。

 

自分や家族のライフスタイル、土地の個性、そして災害リスク。これらをしっかりと見据えた上で、ベストな構造を選んでいきましょう。

 

 

第4章:安心・安全な別荘を建てるために|設計・施工時に知っておきたいポイント

ここまで、災害に強い家を構造面から見てきましたが、最後に忘れてはならないのが「設計・施工プロセスでの判断」です。いくら構造体が強くても、設計や施工の段階で見落としがあると、災害への備えが不十分な家になってしまいます。

 

軽井沢のような自然豊かな土地で、安心して長く過ごせる別荘を建てるためには、「構造選び」だけでなく、土地選定・設計・施工・メンテナンスといったすべてのステップで防災の視点を持つことが不可欠です。

 

■1. 設計段階でやるべきこと:ハザードマップと自然環境の調査

まず最初に行うべきは、土地の災害リスクを正しく把握することです。

 

軽井沢は、エリアによって地盤の強さ・水はけ・傾斜の有無などが大きく異なります。国土交通省や自治体が公開しているハザードマップを活用し、以下のようなリスクを確認しておきましょう。

 

・土砂災害の危険区域かどうか

 

・浸水想定区域(沢沿い・川近くなど)

 

・地震の揺れやすさ、液状化リスク

 

・火山灰の降灰リスク(浅間山の影響)

 

また、風の通り道雪のたまりやすい場所なども、現地を訪れて肌で感じておくと良いでしょう。自然との調和が魅力の軽井沢だからこそ、自然に敬意を払い、その動きと共存する設計が求められます。

 

■2. 設計プランで意識したいポイント

防災に強い設計には、いくつかの“賢い工夫”があります。

 

◎建物の配置と向き

・風や雪の流れを考慮して、屋根や窓の向きを設計

 

・台風時の飛来物リスクを減らすために、樹木や隣地との距離を考慮

 

・太陽光や風通しも含めた、パッシブデザインの観点も有効

 

◎素材と仕上げの選定

・耐火性・耐候性の高い外壁材や屋根材を選ぶ

 

・木造の場合は、準耐火構造外壁への不燃材の使用を検討

 

・雨樋や雪止め金具など、屋外設備の耐久性も忘れずにチェック

 

◎ライフラインの確保

・非常時に備えて太陽光発電+蓄電池の導入

 

・断水・停電時でも使える非常用水タンクや予備電源

 

・長期不在時のために、遠隔操作できるスマートホーム機器も有効

 

 

■3. 施工時にチェックすべきこと

設計通りに災害に強い家をつくるには、施工の品質管理が何より重要です。

 

◎信頼できる施工会社を選ぶ

・地元の気候・地盤に詳しい工務店や設計事務所を選ぶ

 

・「軽井沢での施工実績があるか」を必ず確認

 

・安さだけで選ばず、長期的なメンテナンス体制まで視野に入れて判断

 

◎現場チェックの重要性

・できるだけ施工中の現場を定期的に見に行く

 

・特に基礎工事や構造部分は、写真で記録を残しておく

 

・工期に余裕を持たせ、丁寧な施工をしてもらえるようにする

 

 

■4. メンテナンスと防災意識の継続

災害に強い家を建てても、「建てた後のケア」が疎かになると安全性は年々低下してしまいます。とくに軽井沢では気温差や湿気、積雪による経年劣化が起きやすいため、定期的なメンテナンスは不可欠です。

 

◎定期点検と清掃

・屋根・雨樋・外壁の劣化確認

 

・給排水・配管周りの点検

 

・落ち葉や雪のたまりやすい場所の清掃

 

◎非常時への備え

・緊急時の避難ルートや連絡体制を家族で共有

 

・近隣の住民や管理会社と災害時の連携を取っておく

 

災害に強い家とは、単に「頑丈な家」ではなく、災害が起きた時にも安心して対応できる仕組みが備わった家です。

 

■まとめ:最初の設計段階から「災害への備え」を組み込もう

軽井沢で別荘を建てるというのは、単に家を建てること以上の意味を持ちます。豊かな自然に寄り添いながら、家族と特別な時間を過ごすための大切な拠点です。だからこそ、自然災害という“もしも”にも強い、安心・安全な住まいづくりが求められます。

 

ハザード情報の確認、構造選び、設計の工夫、施工の信頼性、そしてメンテナンス。
これらをしっかり押さえておけば、災害にも強く、快適で長く愛される別荘がきっと実現できるはずです。

 

 

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