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2024.12.25
災害に強い家

「耐震性能×コスト」のベストバランス!コンクリートでつくる地震に強い家

1. 地震に強い家を支えるコンクリート構造の特徴

安全な住まいづくりには、耐震性能が欠かせません。そんな中で注目されるのが、コンクリート構造の家です。特に「鉄筋コンクリート造(RC造)」や「プレキャストコンクリート造(PC造)」は、地震に対する優れた耐久性を持つ構造として広く採用されています。今回は、コンクリート構造が持つ特性と、なぜ地震に強い家づくりに最適なのかを解説します。

 

コンクリート造が地震に強い理由

コンクリートは、圧縮に強い素材として知られています。これに鉄筋を組み合わせることで、引張りや曲げの力にも耐えられるようになります。これが鉄筋コンクリート造(RC造)です。RC造は、以下のような特徴により、地震に強い家を実現します。

 

  1. 1.構造自体が一体化している
    コンクリートと鉄筋が密接に結びついた構造は、地震による揺れを効果的に吸収・分散します。一体化した構造は、建物全体の変形を最小限に抑え、損傷を軽減します。
  2. 2.重さによる安定性
    コンクリート構造は木造建築や軽量鉄骨造と比較して重量があるため、地震の揺れによる転倒リスクが低いです。建物が重いことで慣性力が大きくなる懸念もありますが、耐震設計によりそれを十分に克服できます。
  3. 3.耐火性・耐久性の高さ
    コンクリートは火災や湿気にも強く、長期間にわたって性能を発揮します。これにより、地震後の火災や経年劣化への対応力も優れています。

 

鉄筋コンクリート造(RC造)とプレキャストコンクリート造(PC造)の違い

地震に強いコンクリート構造には、主に「鉄筋コンクリート造(RC造)」と「プレキャストコンクリート造(PC造)」の2種類があります。それぞれの特徴を以下に解説します。

 

  • ・鉄筋コンクリート造(RC造)
    現場で型枠を組み、鉄筋を配置してコンクリートを流し込む工法です。柔軟な設計が可能で、耐震性を高めるために壁量やスラブ(床)の厚さを調整しやすい点が特徴です。
  • ・プレキャストコンクリート造(PC造)
    工場で事前に製作されたコンクリート部材を現場で組み立てる工法です。品質が安定しており、施工時間を短縮できる利点があります。一方で、設計の自由度がRC造よりも低い場合があります。

 

コンクリート造が選ばれる理由

コンクリート構造の住宅が地震に強い理由は、これらの物性だけではありません。日本の建築基準法に基づく耐震設計が加わることで、さらに安全性が向上します。例えば、「耐震等級3」の設計を採用することで、震度6強から7の地震にも耐えられる住宅を実現できます。

 

また、コンクリート構造は長寿命である点も魅力です。建物の寿命が50年以上とされるRC造やPC造は、一度建てれば長期間安心して住み続けることができます。これにより、地震が頻発する地域でも安心感を持って暮らせる住宅が提供されます。

 

コンクリート構造の課題と解決策

もちろん、コンクリート造の家には課題もあります。例えば、建築コストが高めであることや、施工期間が長くなることが挙げられます。しかし、これらは耐震性能や長寿命性といったメリットで十分補えるとされています。また、耐震基準を満たしていない建物を「耐震改修」する場合、コンクリート構造にリフォームすることで安全性を大幅に高めることが可能です。

 

 

2. 地震に強い家を実現する設計と施工のポイント

軽井沢で地震に強い家を実現するには、ただコンクリートを使用するだけでは不十分です。建物全体の設計や施工方法によって耐震性が大きく左右されます。ここでは、設計と施工において重要なポイントを解説します。これらの知識を理解しておくことで、信頼できる家づくりを進めるための基準が明確になります。

 

耐震基準を満たす家づくり

日本の建築基準法では、建物の安全性を確保するための耐震基準が定められています。この基準を満たすことが、地震に強い家づくりの最低条件です。具体的には、「震度6~7程度の地震に耐えられること」が求められます。

 

また、建物の性能をさらに高めるためには「耐震等級」の確認が必要です。耐震等級は1から3まであり、数字が大きいほど耐震性が高くなります。耐震等級3は、消防署や警察署と同等の耐震性能を持つ建物を指します。地震に強い家を目指すなら、耐震等級3の設計を基準にすることをおすすめします。

 

壁量や間取りが耐震性に与える影響

建物の耐震性において重要な要素の一つが「壁量」です。壁量とは、建物の水平力(地震による揺れ)を支える壁の量を指します。耐震設計では、壁の配置バランスが非常に重要です。

 

例えば、壁が一方向に偏っている場合、地震の揺れによって建物がねじれる力を受け、破損のリスクが高まります。一方で、壁が建物全体に均等に配置されていると、揺れを効果的に分散できます。コンクリート造の家では、耐震壁や剛床(硬い床板)を活用して、安定性を確保します。

 

また、間取りも耐震性に影響します。広いリビングや大きな吹き抜けを設ける場合、耐震性を損なわないように、柱や耐震壁を計画的に配置することが求められます。設計段階でこれらを適切に考慮することで、安全性とデザイン性のバランスを取ることが可能です。

 

地盤調査と基礎工事の重要性

どれだけ建物の耐震性を高めても、地盤が弱ければその性能を発揮することができません。地震に強い家を建てるには、まず地盤調査を行い、建築予定地の地盤特性を把握することが不可欠です。

 

地盤調査では、地盤の硬さや水はけの良し悪しを評価します。調査の結果、軟弱地盤や埋め立て地であると判明した場合、地盤改良工事を行うことで耐震性を向上させます。具体的な改良方法には、表層改良工法(表面の土を固める方法)や杭基礎工法(杭を地中深く打ち込む方法)などがあります。

 

基礎工事もまた、建物の耐震性に直結する重要な工程です。コンクリート造の家では、「べた基礎」や「布基礎」などが一般的に採用されます。特にべた基礎は、地盤全体にコンクリートを敷き詰めるため、地震の力を広範囲で分散させる効果があります。

 

高品質な施工で耐震性能を確保

設計がどれほど優れていても、施工の品質が低ければ耐震性を十分に発揮できません。施工時には以下のポイントが重視されます。

 

  • ・コンクリートの品質管理
    コンクリートの配合比率や強度が適切であるかを確認します。また、コンクリートの打設作業が丁寧に行われないと、ひび割れや隙間が生じ、建物の耐震性が低下する可能性があります。
  • ・鉄筋の配置と結束
    設計図通りに鉄筋を配置し、正確に結束されていることが重要です。鉄筋が正しく設置されていない場合、コンクリートとの一体性が損なわれ、地震に対する耐久性が低下します。
  • ・施工中の検査体制
    第三者機関による検査や、専門家のチェックを適切に行うことで、施工品質を担保します。細かな検査が、施工不良を防ぐ鍵となります。

 

自分に合った耐震設計を考える

最後に、地震に強い家づくりを成功させるためには、自分のライフスタイルや予算に合った耐震設計を選ぶことが大切です。例えば、災害時に避難生活を想定するなら、蓄電池や備蓄スペースを考慮した設計も検討できます。また、家族構成や将来の住み替え計画を考慮し、過剰設計にならないようバランスを取ることもポイントです。

 

 

3. コストと性能を両立させるための工夫

軽井沢に地震に強い家を建てる際、多くの人が直面する課題は「高い耐震性能を維持しながら、予算内に収める」ということです。特にコンクリート構造の住宅は、その耐震性能の高さと引き換えに、木造住宅や軽量鉄骨住宅と比べて建築費用が高くなりやすい傾向があります。しかし、工夫次第でコストと性能を両立することは十分に可能です。ここでは、地震に強い家づくりを効率的に進めるためのポイントを解説します。

 

コンクリート造の建築コストの内訳

コンクリート造住宅のコストは、主に以下の項目から構成されています。

 

  • ・材料費
    鉄筋コンクリートのためのセメント、砂利、水、鉄筋の価格が含まれます。高品質な材料を使用することで、耐震性能を向上させることができます。
  • ・施工費
    型枠を組んでコンクリートを流し込む作業や鉄筋の配置など、専門性の高い作業が必要です。そのため、施工費は木造住宅に比べて割高になることが一般的です。
  • ・基礎工事費
    コンクリート構造の家では、地震の揺れを分散するためにべた基礎や布基礎が採用されることが多く、この工事費用もコストの一部を占めます。

 

これらの要素を考慮すると、コンクリート造住宅の建築費は1坪あたり70万~120万円程度が目安となります。一方で、木造住宅は1坪あたり50万~80万円程度が一般的なため、初期費用では割高になるケースが多いです。

 

ライフサイクルコストを考慮する

初期費用だけを見るとコンクリート造は高コストに感じられるかもしれませんが、長期的な視点で見ると費用対効果が高い選択肢となります。これを「ライフサイクルコスト」という観点で説明します。

 

  • ・長寿命化
    コンクリート構造の住宅は、耐用年数が50年以上とされており、木造住宅の30~40年と比較して長く使用できます。そのため、頻繁な建て替えが不要です。
  • ・メンテナンスコストの軽減
    木造住宅では、シロアリ対策や耐久性の低下による修繕が定期的に必要ですが、コンクリート造はこれらのメンテナンスが少なくて済みます。特に地震後の補修費用が抑えられる点は大きなメリットです。
  • ・保険料の軽減
    耐震性能の高い住宅は、火災保険や地震保険の割引が適用される場合があります。これにより、長期的なランニングコストを削減できます。

 

コスト削減のための工夫

コンクリート造住宅の建築コストを抑えながら耐震性能を維持するための具体的な工夫として、以下のポイントが挙げられます。

 

  • ・設計の工夫
    無駄な構造や装飾を省き、シンプルな形状で設計することで材料費や施工費を削減できます。例えば、正方形や長方形の建物は耐震性が高く、施工の効率も良いです。
  • ・標準化された部材の使用
    プレキャストコンクリート(PC造)のように工場で製造された標準化部材を利用すると、現場作業が減り、コストが抑えられます。
  • ・耐震補強リフォームとの比較検討
    新築ではなく、既存住宅に耐震補強を行う方法も選択肢の一つです。特に木造住宅を鉄筋コンクリートで補強するリフォームは、コストを抑えながら耐震性を向上させる手段として有効です。

 

長期的な視点での投資効果

地震に強い家づくりは、安全性を確保するだけでなく、財産価値を維持することにもつながります。耐震性能が高い住宅は、中古市場での評価も高く、将来的な売却時に有利です。また、災害時に大規模な修繕や建て替えが不要であるため、結果的に資産としての安定性を持つことができます。

 

信頼できるパートナーとの協力

コストと性能のバランスを取るためには、信頼できる建築士や施工会社と協力することが重要です。耐震設計の経験が豊富なプロフェッショナルであれば、予算内で最大限の耐震性を実現するための提案を行ってくれます。また、複数の会社から見積もりを取得し、比較検討することで、適切なコストパフォーマンスを追求できます。

 

 

4. 信頼できる施工会社の選び方と注意点

地震に強い家を建てるためには、信頼できる施工会社を選ぶことが重要です。いくら優れた設計や材料を用いても、施工が不適切であればその性能を十分に発揮できません。また、施工会社によって技術力や費用、アフターフォローの質に差があるため、選び方を慎重に考える必要があります。ここでは、施工会社選びのポイントや注意点を詳しく解説します。

 

実績と専門性を確認する

信頼できる施工会社を見つけるには、まず実績を確認することが大切です。特に「地震に強い家づくり」に関する経験が豊富な会社を選ぶことで、安心感が得られます。

 

  • ・施工実績をチェック
    会社のホームページやパンフレットなどで、過去の施工事例を確認しましょう。耐震性を重視した住宅や、コンクリート造の家の実績が多い会社は、地震対策に関するノウハウが蓄積されています。
  • ・専門分野を確認
    一部の施工会社は木造住宅を得意としており、コンクリート構造の家の施工経験が少ない場合があります。鉄筋コンクリート造(RC造)やプレキャストコンクリート造(PC造)の専門知識を持つ会社を選ぶことが重要です。
  • ・第三者評価を確認
    建築業界の第三者機関による評価や、顧客の口コミ・レビューも参考になります。施工品質や顧客満足度の高い会社は、信頼性が高いといえます。

 

見積もりと契約の注意点

施工会社を選ぶ際には、必ず複数の会社から見積もりを取得し、比較検討を行いましょう。見積もり内容をしっかり理解し、不明点があれば質問することが大切です。

 

  • ・見積もりの内訳を確認
    材料費、施工費、基礎工事費などの詳細な内訳が記載されているか確認してください。不明瞭な項目がある場合は、詳細な説明を求めるべきです。
  • ・過剰なオプションを見極める
    耐震性能を高めるためのオプションが提示されることがありますが、必要以上の仕様を追加するとコストが膨らむ可能性があります。自分の予算やニーズに合った提案かどうかを見極めましょう。
  • ・契約内容を十分に確認
    工期、保証内容、アフターサービスについて明確に記載されているか確認しましょう。特に、地震後の修繕やメンテナンス対応が含まれているかは重要なポイントです。

 

施工品質を確保するためのポイント

地震に強い家づくりでは、施工の質が直接的に耐震性能に影響を与えます。施工品質を確保するために、以下の点を意識しましょう。

 

  • ・定期的な現場チェック
    施工が進む中で、施主が現場を訪れ、進捗状況を確認することが大切です。コンクリートの打設や鉄筋の配置など、耐震性に影響する重要な工程が適切に行われているかを確認しましょう。
  • ・第三者検査の活用
    独立した検査機関や建築士に依頼して、施工が設計通りに進んでいるかをチェックしてもらうと、安心感が高まります。
  • ・適切な施工管理体制
    施工管理を担当する現場監督の技術力や経験も重要です。現場の管理が行き届いていないと、細かな施工ミスが耐震性を損なう原因になることがあります。

 

地元密着型の会社のメリット

大手の施工会社だけでなく、地域密着型の施工会社を検討することも選択肢の一つです。地元で実績を積み重ねている会社は、地域特有の地盤や気候条件に精通しているため、適切な提案が期待できます。また、災害時の対応が迅速で、アフターサービスにも柔軟に応じてくれることが多いです。

 

トラブルを避けるための注意点

施工会社とのトラブルを未然に防ぐためには、以下の点に注意しましょう。

 

  • ・過剰な値引きや不自然な安さに注意
    極端に安い見積もりは、品質が犠牲になっている可能性があります。特にコンクリート造は材料や施工工程が複雑なため、安さだけで選ぶと後悔することがあります。
  • ・契約前の説明を重視
    設計内容や見積もりについて十分な説明がない場合、その後のトラブルにつながる可能性があります。誠実な対応をしてくれる会社を選びましょう。
  • ・保証期間を確認
    耐震性に関連する部分について、どれだけ長期間の保証が付いているかを確認してください。地震後の修理対応が手厚い会社は安心感があります。

 

 

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